[サイズ] B5判 100ページ
令和30年6月1日
■ 編著 玉川 進(独立行政法人国立病院機構旭川医療センター)
■ 発行 東京法令出版
〇 己を守るには、まず敵を知る必要があります。 消防が遭遇しやすい感染症の実態と対処方法をご紹介。
〇 感染症に効果的な消毒薬を具体的にピックアップ。 希釈の計算方法もバッチリ!
〇 「どうしてこうするのか」理由を明確に説明しているから納得して作業ができます。
〇 主な資機材の消毒方法を、豊富な写真とともに何をどこにどう使うのか、分かりやすく解説。
〇 救急出動には欠かせない救急車。 日々の出動の中において短時間で効率的に消毒するためのポイントも押さえています。
≪目次≫
第1章 消毒と感染制御のエッセンス
1 感染症対策に特殊な薬品や資機材は登場しない
2 消毒のエッセンス
3 感染制御のエッセンス
第2章 消防で遭遇する感染症
1 微生物とは
2 微生物の分類
3 感染経路と予防策
4 消防で遭遇する主な感染症
第3章 消毒薬と洗浄剤
1 絶対そろえるべき消毒薬2種類
2 あってもよい消毒薬2種類
3 洗浄剤
4 消毒のキーワード「洗浄」「濃度」「時間」「温度」
第4章 機械を用いた消毒方法
1 オゾンガス
2 紫外線
3 高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)
第5章 資機材と環境の消毒
1 バックボード
2 スクープストレッチャー
3 メインストレッチャーと防振ベッド
4 バッグバルブマスク(BVM)
5 ラリンゲアルチューブ
6 吸引器
7 ウエストポーチ
8 救急車車内
第6章 個人での感染防止策
1 標準予防策
2 通常の現場での予防策
3 感染症疑いの場合の予防策
4 感染源の管理
5 手洗いの方法
6 個人の感染防止衣
第7章 消防組織としての感染症対策
1 消防の初動がパンデミックを左右する
2 感染症の存在を「疑う」ことが感染症を未然に防ぐ
3 感染症を防ぐ手段は「予防」と「業務後の対応」の二本柱である
4 隊員が感染症にかかったら
第8章 資 料