ガイドラインの目的
「消防隊員用個人防火装備に係るガイドライン」は、火災発生建物への屋内進入を実施する消防隊員がより安全に消火活動を行うための消防隊員用個人防火装備に求められる機能について、一定の性能等を示すことを目的としています。
防火手袋のガイドラインについて
消防隊員は、個人防火装備の持つ機能及び性能を教育訓練等で理解したうえで、十分な安全管理体制のもと消火活動を実施する必要があります。
防火手袋については2017年に耐炎・耐熱性能のより安全な基準統一と、消火活動時に熱水が染み込むことによる消防隊員の火傷を防ぐことを目的にした耐水性試験を組み込んだ新ガイドラインが策定されました。
また2022年には、生地構成が異なる各部においての試験の実施、さらに完成品での漏水検査をあらたに条件に加え、防火手袋のすべての部位において性能要求を満たす内容へと改定されました。
消防隊員用個人防火装備に係るガイドラインは、建物火災時に屋内進入する消防隊員が、より安全に消火活動を行うための個人防火装備に求められる機能及び性能を示すことを目的としています。