2018.1.15
【消防めし Vol.6】川崎消防署 プロも顔負け!サックサク!手作りピザ
気分はイタリアンバイキング!
ピザにパスタに次々完成!大歓声!
ピザ生地から手作りし、トッピングは残っている食材や署員のリクエストにより、そのときどきで変わります。人気はアンチョビですね。ピザ生地の手ごねは相当に力がいるので、若手署員を交代させながら作ります。パスタは、ピザの余った食材や冷蔵庫にあるものでチャチャッと作りました。業務に支障のないよう手早くおいしい食事作りがモットーです。
手ごねした生地のサクッと感が絶妙です
慣れた包丁さばきとムダのないチームプレーが信条
武田さんのもと、集まった若手署員が自分の役割をテキパキとこなします。誰もが慣れた手つきで包丁を握り下ごしらえをしていく様子は、まさに統制のとれた一つのチーム。いかにも消防めしの現場という雰囲気です。お腹をすかせてやってきた署員は「うまい!うまい!」を連発。食当冥利に尽きます。今回は、署長も消防めしを堪能しました。
150万都市川崎
人口約150万人を数える川崎市は、東京都と神奈川県の県境に位置する東西に長い都市です。江戸時代から東海道の要衝として栄え、明治、大正、昭和期と京浜工業地帯の玄関口として発展してきました。川崎消防署は、駅周辺の商業施設や繁華街などを抱える区域を管轄しています。地域にはさまざまな施設が点在するので、警防業務も予防業務も幅広い経験を積めて、消防士として大きく成長できます。
市民に愛されるキャラクター・太助
日ごろの訓練を現場で生かす
この日は、消防隊と救助隊が合同訓練をしていました。2階の浴室から出火した想定で消防隊が屋内で放水し、逃げ遅れた人を救助隊がベランダから救出する訓練です。訓練で見つけた課題を現場で生かせるよう意識しています。川崎消防署でも世代交代が進み、技術と知識を若い世代に継承していくことに注力しています。
さまざまな部署で女性が活躍中!
日本初の女性消防士が採用されたのが川崎市だとか。川崎消防署でも熊谷副署長をはじめ、女性署員が活躍しています。消防隊の奥山さんは、局内の指導会に指揮者として出場。見事に優勝を果たしました。「とくに性別を気にすることなく、男性も女性も同じように仕事に取り組んでいます」という熊谷副署長の言葉が印象的です。
川崎市川崎区南町20-7
TEL 044-223-0119
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/15-13-6-0-0-0-0-0-0-0.html