2019.2.4
消防操法大会
FIRE REPORT
消防団
訓練
栃木県
FIRE REPORT #150_1 【我ら、消防団日本一!第26回全国消防操法大会・ポンプ車の部優勝】栃木県益子町消防団(第1分団第2部)
全国の消防団員から選ばれた精鋭が集い、その消防操法技術を競い合う全国消防操法大会。2018年に富山で開催された第26回大会で見事優勝した二つの消防団(ポンプ車の部・小型ポンプの部)を紹介!
ポンプ車の部 優勝栃木県益子町消防団(第1分団第2部)
芳賀地区広域行政事務組合消防本部真岡消防署益子分署での訓練の様子。大会前、操法訓練は朝5時半から町内のショッピングセンター駐車場などを利用して毎日行われた。
操法で使用する前の二重巻きは巻きの得意な団員が「巻き取りタコマン」を使用して行う。以前は別の巻き取り機を使っていたが、現在のものに替えてからは、より正確に速く巻けるようになった。巻き終わったホースは実際に使用する団員が事前にチェックし、納得がいかなければ再度巻き直しを依頼する。
益子町消防団の操法は実際の現場を想定した動きが特徴。ポンプ車乗車時の動作も止まることなく流れるように行う。無駄なくスムーズに、そして速く正確な動作が迅速な現場活動に直結する、との意図から。
町の観光案内所にも優勝を讃える張り紙が。町をあげてのバックアップ体制が見て取れる。
同じく消防団員だった父親から受け継いだというシグナル製作のオリジナルジャケットはなんと20年もの。
拝見!日本一の手元・足元
グローブはTONBOREX。これを使う前は一般的なスポーツ用のグローブを用いていた。団員いわく「やはり専用品は耐久性が違う」ということで、操作性だけでなく長く使える点がコスト面でも助かっている。
足元はMIZUNOのファイヤークルーで固める。編上げ靴タイプに比べて軽く、走るスピードが要求される操法には最適というのが選定の理由。パンツ裾の処理は脚絆を使わず、ストッキングを上に被せるのが益子流。