2017.10.2
【消防めし Vol.5】盛岡中央消防署 1杯で2度おいしい!盛岡名物じゃじゃ麺
最強の厨房チームが作るじゃじゃ麺は1杯で2度おいしい!
盛岡3大麺といえばわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺です。独特の平らな麺に肉みそ、キュウリ、ねぎ、紅しょうがを乗せ、お好みでラー油、酢、にんにく、しょうがを入れて食べます。最後に麺を少し残し、器に生卵をといて、麺のゆで汁を注ぎます。キュウリ、ねぎ、紅しょうが、塩、こしょう、ラー油、酢などを加えて味を整えると「チータン」というスープになるのが盛岡じゃじゃ麺のポイント。つまり、1杯で2度おいしい!というワケです。個性的な郷土料理ですが、ツボにはまるとやみつきになること間違いなし!
盛岡中央消防署の最強の厨房チーム!4人全員が調理師レベルの包丁さばき!
先輩も太鼓判!じゃじゃ麺はみんな大好き!
一番乗りは小赤澤主査。それぞれの好みでトッピング野菜と肉みそを麺に盛りつけます。じゃじゃ麺を食べ終わる前に麺を少し残し、卵を入れてかき混ぜ、ゆで汁で割ったチータン。好みで調味料を足して食す〆のスープ。最後の一滴まで食べるために欠かせないのが紅しょうが。ここまで完食してこそじゃじゃ麺の醍醐味です!
盛岡中央消防署じゃじゃ麺おいしさの秘密
おいしさの秘密は麺にあり!
じゃじゃ麺の老舗有名店と同じ中野製麺の麺を使っています。
盛岡中央消防署最強の厨房チームと最高の麺がタッグを組んだじゃじゃ麺だから、文句なしにおいしい!
南部火消の伝統を受け継ぎ、消防団との連携を大切に
盛岡市の消防のルーツは、江戸時代に遡ります。1641年、江戸で大火が起こった際、南部藩江戸屋敷で謹慎中だった藩主・重直公は、禁を犯してまで家臣とともに町に駆けつけ、猛火を食い止めるため奮闘しました。この活躍を将軍・徳川家光公が絶賛。重直公の謹慎を解き、この恩赦に感激した南部藩は藩一体となって消防任務を研究し、大火のたびに活躍しました。こうして江戸中に南部火消の名が知られることになったのです。藩都・盛岡でも火災への備えが着々と整えられ、武家の消防組織「定火消」、町人の消防組織「町火消」が続々と誕生しました。藩政時代の町火消は時代とともに「消防組」「警防団」と名前を変え、1947年に「消防団」となりました。盛岡中央消防署は、消防団との連携を緊密に図り、ともに南部火消の伝統を受け継いで任務にあたっています。その南部火消の勇壮な纏振り、岩手山、消防車両・ヘリコプターなどを描いた車庫のシャッターは、盛岡中央消防署のシンボルです。新築移転の際に、地域の方々に親しみを持っていただき、広くPRするためのアイデアとして実現しました。効果は上々で、盛岡中央消防署の顔として、すっかりおなじみになっています。
防災学習への取り組み
地域の方々に、防災への関心を高めてもらうために設けられた4階の防災学習センターは、床一面に展開された俯瞰マップが圧巻。盛岡地区特有の災害や危険箇所・避難場所などがひと目でわかり、災害や防災の知識を楽しく学べます。
地域で想定される災害や対応を、映像で紹介する防災シアター。大人用と子ども用の映像があり、子ども用はアニメなので、とてもわかりやすいと好評です。
ポンプ操法大会の優勝をめざして訓練中
盛岡消防本部管内の消防署では、毎年署員によるポンプ操法大会が行われます。消防団の方々に指導する立場から、署員自身がポンプ操法を身につける必要性があるために始まった大会で、盛岡中央消防署は2チームが出場。優勝に向けて日々練習に取り組んでいます。
盛岡中央消防署のホープ・高須消防士
100m走10秒6の記録を持つ俊足消防士。もし消防士になっていなかったら、話題の選手たちよりも早く国内で9秒台を叩き出していたかも??
後輩の訓練に熱い想い…
「最近、ポンプ操法大会の優勝から遠ざかっているので、今年こそ中央署のチームワークを他署に見てもらいたい!」との想いで訓練を見守る廣田総務係長。日本酒を語らせたら午前様!の代名詞で署内の同僚から絶大な信頼と尊敬を寄せられています。
盛岡市盛岡駅西通1-27-55
TEL 019-626-7301(総務係) FAX 019-653-3018
http://www.city.morioka.iwate.jp/shisetsu/security/fire/1007346.html