2018.7.2
【消防めし Vol.8】中央消防署 濃いめの味わいがアクセント!牛すじうどんと炊き込みご飯
受け継がれる伝統の味
ボリュームたっぷり!胃袋を満たす豪快うどん
牛すじうどんは中央消防署の歴代食当リーダーが守り続けてきた味で、かつては髙倉署長も食当リーダーとして腕をふるっていました。消防めしの基本である「安い・早い・うまい」をモットーに安価な牛すじ肉を使い、ボリュームたっぷりに仕上げます。きのこや野菜、鶏肉など具だくさんの炊き込みご飯は、鶏肉のだしがきいた田舎風の味付けで何杯でもイケますよ!
歴代食当リーダーが守り続けた自慢のメニュー
元食当リーダーも手腕を発揮! 慣れた手つきで作業は着々と進む!
約20年間、食当リーダーを務めた髙倉署長。署員の手ぎわが気になって仕方ない様子。ついに牛すじのアクを取り始めました。慣れた手つきでアクをすくう姿は真剣そのもの。
消防めし作りで深まる絆
毎日約30人分の夕食作りは大変ですが、世代を超えたコミュニケーションが図れる場。署員たちが試食し過ぎておかずの数が減ることも。「味見で~す!」という声が聞こえ、どっと笑いが。こういう時間が絆を育みます。
「うまいよ!」の大絶賛!
夕食ができたことを知らせる放送後、食堂に署員たちが集まってきます。「松永さん、うまいよ!」のひと言に食当リーダーもひと安心。おいしそうに食べる表情が励みになります。
医療・防災交流拠点の中核
岩国地区消防組合は1消防本部、1署、5出張所、3機関員駐在所で構成され、平成28年3月に医療・防災交流拠点の中核として新庁舎が完成しました。周辺には米海兵隊岩国航空基地で働く人や家族が住む団地があり、時折アメリカの消防車両が署の前を走ります。庁舎内には、高機能消防指令システムや消防救急デジタル無線システムを備えた高機能消防指令センターを完備。西日本最大級の建物になっています。建設にあたり、署員全員で庁舎と訓練塔のアイデアを出し合いました。庁舎は仕事しやすさを最優先して動線から考え、訓練塔は技術大会が開催できるほどの設備と規模になりました。併設の「岩国市防災学習館」では地震体験や消火体験ができ、市民が気軽に立ち寄れる身近な消防署として親しまれています。
山口県岩国市愛宕町1-4-1
TEL 0827-31-0205 FAX 0827-32-5119
http://www.iwakuni-fd.or.jp/index.html