2022.4.11
オリジナルTシャツができるまで【シルクプリント編】
唯一無二の1枚が、毎日どのように完成していくのか、その工程やこだわりをじっくりご覧ください!
シグナルが消防オリジナルウェア
で選ばれる理由
デザインとクオリティを実現する
製作工程をご紹介!
イメージヒアリング
「オリジナルTシャツを作りたい!」というご依頼・ご相談の一声がすべての始まりです。最初にお伺いしたスタッフが、責任をもってアフターサービスまでサポートします。
今回はLINEでお問い合わせをいただき、その後お電話でもお話を伺いながらご要望をまとめさせていただきました。
お客さまが大切にしているテーマや製作にあたっての思いを汲み取り、
必要な資料や情報を水面下でスピーディーに集めます。
デザイン案製作
ヒアリングスタッフとデザイナーがタッグを組み、お客さまのイメージをIllustratorで描き起こしていきます。
シルクプリントを最高の状態で刷れるように、
また、ウェアの機能性をできるだけ損なわないように、
線の太さや隙間の処理についても細かなノウハウが構築されています。
イメージ確認
できあがったデザイン案をご確認いただきます。所属名や色使いなど、細かく最終確認!
数日前に伝えたイメージが、プロのデザイナーによってカタチになった瞬間。ここまでくると、完成品が待ち遠しくてしょうがなくなりますね!
フィルム製作
デザイン案が決定したら、今度は製版用データとして分解していきます。美しく効率的にプリントできる刷り順を考慮し、製版用フィルムを実寸加工します。
迅速な「刷り順」の判断は、
膨大な製作実績を重ねてきたからこそ得られた職人芸!
デザインデータのもつフォルムと色情報を見て、手順を決めていきます。
インクを乗せるところ、乗せないところ、輪郭を抜き出し、線を太らせるところなど、仕上がりを考慮してフィルムを作り分けていきます。
フィルムを実際に重ねて、製版内容を調整します。
製 版
要の工程となる製版作業は、暗室や水場を使用します。焦らず、慎重に、納得のいくまで微調整の繰り返し。仕上げの水洗いで、インクの通り道となる目地を完全な状態に仕上げていきます。
最後の水洗いは専用浴槽室で。乳剤の落とし残しがないよう、入念に行います。
暗室で版焼き。色数やプリント箇所にあわせて複数の版を準備していきます。それぞれの版を重ね刷りしたときにズレが発生しないよう、何度もフィルムをチェックしながら製版していきます。
プリント
空気に触れると固くなりやすいインクの性質を熟知し、修練した「感覚」で刷り方や力加減をコントロール。インクの発色を最大限に表現できる「手刷り」で、丁寧に刷り上げていきます。
自社工場での「手刷り」に技あり!人の手、人の目で厳しい自社基準をクリアしながら、仕上がりの美しさと風合いを大切にしています。
「色数」=重ね刷りする版の数でもあります。正確な位置合わせに気をつけながら順番に重ね刷りしていきます。
イラストモデルお二人の髪の色を作り分けしている部分にもご注目!
スキージーに掛ける力加減を調節しながら、スピーディーかつ美しくインクを乗せていきます。
梱 包
生地にインク飛びなどがないか、縫製自体にほつれなどないか、お届け前の最終チェック。1枚ずつ確認をしながらたたみ上げ、袋入れして段ボールに納めたら、いよいよお客さまのもとへ。
検品、たたみ専任スタッフによる連係プレー!
チームウェアご着用
お客さまと悩んだりひらめいたりの時間を一緒に過ごしながら、各製作工程を経てチーム全員分のTシャツが完成しました。この一人ひとりの笑顔、見ているだけで明日への力を感じさせてくれます!
29期の記念Tシャツとわかる同期の所属地、恩師のとっておきの絵姿など、思い入れがたくさん詰まっています。