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2018.1.17

ショップレポート
災害対策 絵本

消防士の思いから生まれた子どもたちのための防災絵本「地震がおきたら」

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23年前、日本を襲った阪神・淡路大震災。
当時の記憶を心に刻み、次の世代をあの悲劇から守るために取り組んでいる方々がいます。
阪神・淡路大震災のことを「消防が負けた日」と表現することもあるほど、その災害規模は最悪な状況だったあの日。忘れもしない23年前、何千人もの命を救った一方で、救えなかった命もたくさんありました。
また、阪神・淡路大震災以降、マグニチュード7クラスの地震はなんと31件も起きています。
大きな地震は決して他人事ではなく、いつ自分自身に襲い掛かるか分からない災害です。

今回シグナルが紹介するのは、阪神・淡路大震災の記憶を子どもたちに伝える防災絵本「地震がおきたら」。この絵本は、中学2年生の時に被災体験を持つ神戸市垂水消防署消防司令 谷 敏行さんが、震災で何があったのかを忘れず語り継ぎ、未来に生かそうと尽力した熱意と賛同の刊行作品です。

市の防災計画にも携わっていた谷さんがめざしたのは、文字だらけでのマニュアルではなく、身近で、わかりやすく、建前ではない本当のことが書かれていて、なおかつあたたかな気持ちにもなれるような絵本でした。谷さんの原案によって紡がれたこの絵本は、市内在住の絵本作家と出版社が協力し、約1年を掛けて完成しました。

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絵本の内容は、学校から帰ってきた子どもたちとおやつを食べているうちに、この町で過去に震災が起きたことを母親が伝えるシーンから始まります。はじめて聞く母親の話に子どもたちは驚きながら、さまざまな疑問をぶつけていきます。親子は等身大で「防災」について話し合っていきます。

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親子のやり取りを通じて、実際に起きたことや起こりうることを一つずつ丁寧に描き切ったこの絵本には、誰かに助けてもらう受け身の防災ではなく、自分の体を自分で守ることの大切さ、家族や近所で心を一つにして助け合う共助のあり方、本当の消防の状況を知っておいてほしいという切実な思いが込められています。

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絵本だけでなく、備えておきたい災害対策品や避難対策についてもしっかり書かれている

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子どもたちに常に持たせておくことができる「かぞくのやくそくカード」



「いつか地震に勝てる日」が訪れる、そんな希望を忘れることなく、ともに学んでいきたいと強く思わせる必見の防災絵本です。

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地震がおきたら

阪神淡路大震災の被害を教訓に制作された防災絵本。子どもたちにむけて、いざ地震が起こった時にどうしたら良いかという内容が詰まっている

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