2017.4.14
熊本地震発生から1年。忘れてはいけない被災地の今
2016年4月14日、熊本を中心に九州を襲った熊本地震。
震災から本日で1年が経ちます。
犠牲になられた方々やそのご遺族様に改めてお悔やみを申し上げます。
また、今なお避難生活が続く方々に対しましては、1日も早い復興・復旧をお祈り申し上げます。
この地震では、地割れや土砂崩れが多く発生し、全壊・半壊・一部破損を含め18万棟以上の住家被害があったとされています。
また報道では、熊本城のような熊本県を象徴する建築物の被害や都心部の被害が多く取り上げられましたが、都心部だけでなく農村地域ではインフラや道路分断による孤立化などあまり認識されていない被害も相当あります。
現代社会においては、情報取得のほとんどを報道機関に頼っており、報道されない事については「知らないまま」になりがちなのが実情です。
私たちが忘れてはならないのは、報道で目にする情報はあくまで一部であり、その他に多くの被災した地域や方々がおられることを常に想像し、知ろうとすることだと思います。
そして災害が起きた時だけでなく、1年後も2年後も支援を必要とされる限り、少しずつでも支援を続けることが重要です。
また、熊本地震発生後、この1年間で延べ6千人以上の消防職員と延べ9万人以上の消防団の方々が復興・復旧にあたっておられます。
シグナルは、震災被害にあわれた方々と懸命に復興・復旧作業を続けておられる消防職員、団員の皆さまの支援を続けてまいります。
最後に改めまして、犠牲になられた方々やそのご遺族様にお悔やみを申し上げます。
被災地の様子