公開日 2020.3.23 / 更新日 2025.4.4
土砂・風水害機動支援部隊員が岡山に集結! 特殊車両習熟訓練
昨年、緊急消防援助隊のなかに「土砂・風水害機動支援部隊」があらたに創設されました。ここ近年の多発する風水害に迅速に対応するための緊援隊増強ということで、より具体的かつ専門的な技術訓練への取り組みが注目されています。
このあらたな創設にともない、土砂・風水害現場での救助活動に活用する特殊車両・資機材を計画的に配備し、被災地に機動的に投入できる体制の整備・編成が重要となるわけですが、その編成中核となる特殊車両(水陸両用バギー及び重機)に関する知識・技術を習得するための習熟訓練が、2020年2月20日(木)と21日(金)の2日にわたって消防庁主催、岡山市消防局の協力のもと、実施されました。


~訓練を終えて~ 岡山市消防局 ご担当者よりメッセージ
今回の訓練は、近年多発している土砂風水害に対する市民の不安と、特殊車両の習熟に課題を抱える各消防本部のニーズに応えるものでした。
重機、バギーともに実災害を想定した訓練が実施され、重機については、発災直後の劣悪環境下での応用走行及び道路啓開、バギーについては、斜面走行及び水面走行等の実践的な運用訓練となりました。
また、訓練会場となった施設は、救助隊員自らが整備に着手したもので、緊急消防援助隊災害派遣で岡山市消防局が課題を残した悔しい思いを克服するため、効果的な訓練が実施できるようになっています。この想いが詰まった訓練施設で、全国の隊員に現場で同じ悔しい思いをさせないようにと訓練企画し、運営、指導等を行いました。
今後起こりうる大規模自然災害に立ち向かうため、消防の支援部隊が、この訓練を通してONE TEAMとなり、大きく前へ踏み出せたと感じられる訓練でした。
岡山市消防局からのお知らせです

































