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2016.10.26

消防操法大会
消防団 長野県 全国消防操法大会

鳴り響く号令・ラッパ!第25回全国消防操法大会「点検準備」「完了しました!」

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日時:平成28年10月14日(金)
会場:南長野運動公園(長野オリンピックスタジアム)

めざせ、消防操法日本一!

隔年に開催される「消防団の甲子園」、全国消防操法大会の第25回大会が、平成28年10月14日、南長野運動公園を会場に開催されました。この大会は、消防団の消防活動技術の向上と士気の高揚を図り、消防活動の一層の充実に寄与することを目的として、消防庁と日本消防協会との共催で昭和43年から開かれている伝統あるものです。大会に出場する消防団は、各都道府県内の予選を経て選抜された精鋭。皆が地域の栄誉と誇りを担い、日本一の消防団をめざして競い合うことで、張り詰めた緊張感と熱気に包まれる見どころの多い大会です。
当日は、秋らしい爽やかな快晴に恵まれ、緑鮮やかな人工芝のグラウンドで躍動する各消防団の一挙手一投足に会場中から声援が。また周辺では競技のほかにも「地域を守る消防防災展」「消防団の交流物産展」も同時開催され、消防団関係者だけでなく一般の方も多く来場し、盛り上がりを見せていました。

47チームが全力を尽くして競い合う!

競技に先立ち、前回大会の優勝旗の返還が行われ、長崎県大村市消防団指揮者の松尾政治さんによる選手宣誓によっていよいよその幕が開かれます。
今大会の出場消防団は、ポンプ車の部25チーム、小型ポンプの部22チームの合計47チーム。消防操法は、コース前方に設置された標的を「火点」と想定し、後方の防火水槽から給水した水を、延長したホースで放水するまでの時間で競われます。また、チーム全体の規律や一人ひとりの行動の正確さなども総合的に審査されるため、競技中は一瞬たりとも気を抜くことはできません。

競技に出場する隊員は、ポンプ車の部で5名、小型ポンプの部で4名ですが、それをバックアップするチームメイトや隊員の家族などが全国から大勢詰めかけ、会場は熱気に包まれます。競技前や競技中には、隊員を鼓舞する大きな声援が飛び、放水が見事に標的を捉えると、大きな歓声が沸いていました。
日ごろ、仕事の合間を縫って積み重ねた訓練の成果を発揮しようと、隊員たちの表情も気合いに満ち溢れています。

秋の空にこだまする高らかな音色!

競技終了後には、長野県内の消防団による「消防ラッパ信号・消防ラッパ吹奏」が行われました。無線機が発達する前は、号令や命令をラッパで伝達していた歴史があり、長野県では毎年、消防ラッパの吹奏大会が開催されています。あまり馴染みのない消防ラッパの説明を交えながらの実演に、観客も興味深そうに耳を傾けていました。

第25回全国消防操法大会 大会結果&優秀選手

ポンプ車の部 優勝

島根県 松江市消防団
審査総合得点 185.0点 / 合計タイム 110.53秒

ポンプ車の部 準優勝

石川県 志賀町消防団
審査総合得点 185.0点
合計タイム 112.68秒
岡山県 和気町消防団
審査総合得点 184.5点
合計タイム 110.75秒
兵庫県 南あわじ市消防団
審査総合得点 183.0点
合計タイム 110.45秒

小型ポンプの部 優勝

三重県 伊賀市消防団
審査総合得点 95.5点 / タイム 41.58秒

小型ポンプの部 準優勝

長崎県 大村市消防団
審査総合得点 94.0点
タイム 42.14秒
静岡県 焼津市消防団
審査総合得点 93.0点
タイム 42.54秒
長野県 川上村消防団
審査総合得点 90.0点
タイム 40.80秒

優秀選手(各操作員1名)

ポンプ車の部
指揮者 鎌田 文広
(鹿児島県中種子町消防団)
1番員 田鍋 敦志
(岡山県和気町消防団)
2番員 小鷹 直貴
(千葉県南房総市消防団)
3番員 石井 康久
(群馬県昭和村消防団)
4番員 山蔭 洋輝
(岩手県遠野市消防団)

小型ポンプの部
指揮者 増田 貴臣
(三重県伊賀市消防団)
1番員 品川 守
(静岡県焼津市消防団)
2番員 安岡 秀夫
(鳥取県米子市消防団)
3番員 増野 健治
(静岡県焼津市消防団)

大会ダイジェスト

訓練の様子や、会場でお会いした皆様、会場で行われたさまざまな大会のフォトギャラリーです。快く撮影に応じてくださった皆さま、Signalスタッフを見かけてお声かけをくださった皆さま、誠にありがとうございました。

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