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公開日 2026.1.8 / 更新日 2026.1.13

ロープレスキュー ここが知りたい!
ロープレスキュー ここが知りたい ロープレスキュー

【第24回 要救用のPPE、準備していますか?】
〜連載企画 ROPE RESCUE COLUMN ロープレスキュー ここが知りたい!〜

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連載企画 ロープレスキューコラム

読者の方々の各種職場、高所活動や救出において、フルハーネス等の使用やビレイ(確保)ロープの設定など、二系統の原則を実践し、安全確保に留意されていることと思います。また、隊員にあっては現場環境に応じたさまざまな個人保護具(PPE)を使用されていることと思います。
それでは、救出される要救助者に対してはいかがでしょうか?今回は要救助者のための保護装備について触れてみます。

バスケット担架に、さらに二次確保?

バスケット担架は非常に堅牢で、そうそう簡単に破損するものではありません。その中に収容された要救助者に対して、二次確保が必要なのでしょうか?
個人的な経験として、プラスチック製のバスケット担架がおそらく経年劣化で破損したのを見たことがありますし、人為的なミスで分割式担架が活動中に分割し始めたこともあります。ストラップの締め忘れによる縛着不良については、これまで何度も目撃しています。こういう前例を踏まえれば、資器材として、可能な限り二系統目の設定は行うべきでしょう。
また、要救助者が精神的に不安定で、暴れたり担架から出ようとすることも考えられます。海外の動画で、酩酊した要救助者が空中の担架から逃げ出そうとする様子を見たこともあります。小児であれば、そのリスクが大きいうえに、担架の標準ストラップではしっかり縛着できないこともあります。乳児、小児、障がい者、高齢者、外国人、酩酊者…さまざまなバックグラウンドの要救助者を想定した場合、やはり二系統目は必要だと思います。

胴ベルト型墜落制止用器具

私がバスケット担架に備えているのは、リトラ式のランヤードが装備された胴ベルト型墜落制止用器具です。

軽量バックル&ワンハンドリトラ安全帯

リトラ式ランヤードは落下距離を最短にできるだけでなく、介添隊員がランヤードに引っかかってしまっても要救を引っ張ってしまう心配が低いからです。バックルについては、要救助者の背面を通しやすく、体格にあわせて調整しやすい手動式の軽量バックルを選んでいます。バックボードと併用する際にはバックボードの背面にベルトを回すため、長さに余裕があると良いですね。

もちろんフルハーネスも

要救助者は必ずしもバスケット担架で救出するわけではありません。自力歩行可能な場合は三連梯子や梯子車を使用する場合がありますよね。その場合は、救助隊員が簡単に着せられて調節もしやすい高所作業用フルハーネスがおすすめです。私はCTのワークテック140が現状、ベストチョイスだと思っています。

ハーネスワークテック140

こういったハーネスであれば、非常時に簡易のレスキューハーネスとして吊り下げ救出しても、要救助者の脱落の恐れが極めて低く、何より苦痛がありません。
個人的には救助隊だけでなく、梯子隊やポンプ隊にも配備すべきだと考えています。なぜなら、ロープアクセス用ハーネスと違い防火衣の上からも着用しやすく、軽く、呼吸器とも干渉しにくいため、普段は隊員用のハーネスとして使用しやすいからです。

子ども用のハーネスは?

もちろん、要救助者が成人とは限らないため、小児の準備もしておく必要があります。私はさまざまなメーカーの小児用ハーネスを検証しています。クライミングメーカーのものはフィット感が高く、防災イベントでロープ体験などに使用しても快適そうですが、やや装着に慣れが必要です。簡易的なハーネスになれば快適性の代わりに装着性が高まります。どちらが良いとは言いづらいですが、いずれにせよしっかり装着訓練をしておきましょう。
私はCTのFLIKと、藤井電工の3Sサイズのハーネスを使用しています。

FLIK、ライトハーネス(子ども向け)

もちろんヘルメットも!

言うまでもなく、要救助者用のヘルメットも必要です。保安帽でも良いですし、もっと安く手に入る「ドカヘル」でも良いでしょう。顔面の保護のためにバイザーやシールドを取り付けておくのも良いですね。(ゴーグルは使いにくい場合があります)
もちろん!小児用のヘルメットも準備しておかねばなりません。子ども用ですが検定品で、調整機能もバッチリです。

私の所属する消防団では団長&副団長の階級ラインを入れた小児用ヘルメットを配備しています。これは、イベント参加者または要救助者である子どもたちに対し、団員は最大限の敬意と配慮を持って接すべし、という意味を持たせています。

大西 隆介(おおにし りゅうすけ)

大学時代に公共政策を学び、山岳部などの経験からロープレスキューの世界へ。日本の労働安全法令を踏まえつつ消防組織に適した救助技術を研究している。救助大会「縄救」などのイベントも主宰。通称「ジミーちゃん」

office-R2 ロープレスキュー講習主に10.5mm〜11mmのロープ資器材を用い、国内法令に準拠しつつ、現場に即した技術を重視。高所作業や競技の技術ではなく、消防活動におけるベストを提案する講習。レベル1〜2では「ロープ高所作業」「フルハーネス」の特別教育修了証が交付される。講習などの情報はHP、Facebook、Instagramなどで随時更新。

お問い合わせ090-3989-8502
ホームページhttps://r2roperescueropeacce.wixsite.com/office-r2

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