2018.11.20
【消防めし Vol.9】熊本市消防局 北消防署 野菜たっぷり!ボリューム満点!太平燕と麻婆豆腐丼
あっさりなのにコクがあり、ヘルシーです!
太平燕は熊本の郷土料理で、学校給食にも出る県民おなじみのメニューです。鶏ガラスープに豚肉、野菜、エビ、春雨、ゆで卵などが入り、長崎ちゃんぽんの中華麺を春雨に置き換えた感じです。栄養のバランスが良く、低カロリーでヘルシー。麻婆豆腐丼は素を使わず、豆板醤やテンメンジャンなどで味付けしています。また、花椒(カショウ)の実をすりつぶして入れることで、ピリッとキレのある風味になるんです。
作ることで絆が深まる貴重な時間
かまぼこは波形のカッターで切ります。こんな細かい下ごしらえが味と食感を高めます。
いつにも増して真剣な表情の江藤食当。味に妥協は許しません。
「豆腐は絶対に"木綿"です! 通は"絹"じゃなくて"木綿"です!」と語る麻婆豆腐丼担当。
きゅうりやキャベツを使って副菜も作ります。この気配りがうれしい。
独断と偏見!?
江藤士長による隊員紹介コーナー
絆深き仲間たち
熊本市消防局北消防署の校長先生!
若い署員からも絶大な信頼感で悩みの相談も受ける仏さまの様な存在。実はバスケットボールの業界ですごい人なんです。
『わしが松永で~す!』
重機を保有。救助活動に貢献
熊本市北区は、平成24年4月1日、熊本市が政令指定都市に移行したことから設置されました。熊本市の5つの行政区のなかでもっとも面積が広く、人口は3番目に多い区です。北消防署は平成28年4月に開署。1消防署3出張所、職員129名の体制が整い、より地域に密着した対応が可能になりました。北消防署には重機及び重機搬送車が配備されており、平成29年の九州北部豪雨、平成30年の耶馬渓崖崩れに緊急消防援助隊として出動し、救助活動に貢献しました。
重機の先端は標準のバケットのほか、油圧旋回フォーク、油圧ブレーカー、油圧切断機に交換でき、災害現場での幅広い活動が可能に。
信頼できるスキルは現場で生きる!
女性署員が細心の注意を払い、自在にはしごを操ります。カゴに乗る署員たちとの連携もスムーズ。こうした日々の鍛錬が現場でしっかり発揮されます。
消防活動も審判も100%満足することはありません
野球の国際審判員の資格を持つ山野警防課長。高校野球、社会人野球、国際大会の審判を務めました。「消防活動も審判も100%満足することはありません。ああすれば良かった、こうすれば良かったと悩みます。だからこそ、次に生かそう! と思えるんですね」。
左から国際大会、社会人野球、高校野球の審判ユニフォームと記念ボール
やさしい笑顔の女性署員。和やかな雰囲気が伝わります
熊本市消防局は女性職員の採用に積極的に取り組み、31名が配属されています(平成30年現在)。北消防署では救急救命士やポンプ隊副隊長など6名の女性署員が活躍中。現在、子育てしながら業務を行っている署員もおり、やさしい笑顔とともに頼もしさも備えています。
左から永田友己奈、本田千恵、宮原陽子、片山未希
熊本県熊本市北区四方寄町514-1
TEL 096-327-0119 FAX 096-327-0123
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=5&class_set_id=5&class_id=2426