公開日 2026.1.7 / 更新日 2026.1.13
【消防めし Vol.18】川崎市消防局 川崎消防署 時間が経っても美味しく食べられる 消防うどん

必然から生まれたメニューは
まさしく消防めしの原点!!
出場が多い署なので、うどんにも特別な工夫をしています!
川崎消防署は出場件数が多く、食事中に指令が入ることも日常茶飯事。ですので、完成してから時間が経っても美味しく食べられるように色々と工夫をしています。うどんはつけ麺にし、さらに茹で上がりに冷水で締めることで伸びを防いでいます。また保存性に優れた乾麺を使うのは、災害時への備蓄も考慮しているから。これぞ“消防うどん”!!


味にうるさい署員を納得させつつ大人数の食事を短時間で作るためにはチームワークがカギ。ちなみに桑原さんは以前、有名イタリアンレストランで働いていた経歴が!



食当さんからの
ワンポイントアドバイス
均等に火が通るよう、食材の大きさと鍋に入れる順番を工夫しましょう。醤油ベースの味付けは砂糖を多めに入れて甘口醤油にすると、口当たりがよりまろやかになりますよ!

伊藤署長も若かりしころ、消防めし作りに奮闘したという厨房

作りながらも、使い終わった道具はどんどん片付ける!

味の最終チェックはやっぱり先輩頼り!?





今回のトッピングはちくわの磯辺揚げ。つゆに浸して食べるとカリッ!ジュワッ!で抜群のうまさ!

多種多様な災害発生に備えて
川崎市は北は多摩川を挟んで東京都、南は横浜市と隣接し、東の臨海部にはコンビナートが並ぶ。市内8消防署のなかで、川崎消防署の管轄エリアは一番狭いが、市の玄関口である川崎駅をはじめ、市内最大の繁華街や大規模な地下街、公営競技場があり、出場件数も多い。


消防団との固い結束
東海道の宿場町として栄えた川崎市は、古くから消防団、町内会・自治会を中心として防災意識が非常に高い地域。規模が大きく複合的な災害に対処するため、消防局と消防団は常に緊密な連携をとってさまざまな訓練を継続的に行っている。川崎消防団の特徴として外国人居住者が多いということから、外国籍や英語に堪能な機能別団員が在籍しているほか、女性の団員も多く、避難所運営や地域住民のケアなどで多様なニーズに応えられる体制が整っている。

川崎市川崎消防団 村上健二 団長(左)川崎消防署 伊藤健一 署長(右)
川崎市消防局 川崎消防署
神奈川県川崎市川崎区南町20-7
TEL 044-223-0119
https://www.city.kawasaki.jp/bousai/category/291-7-0-0-0-0-0-0-0-0.html

川崎消防署に新しく配備されたはしご車のはしご最大地上高は40m。狭隘な都市部に配備されるはしご車は災害場所へのアプローチを考慮した30mクラスが多いなか、あえて大型の40mとしたのは、コンビナート火災において石油タンク上方からの高所放水も想定しているのが理由。
SPEC
| 配備年 | 2025年3月 |
|---|---|
| シャーシ | 日野 プロフィア |
| ぎ装 | モリタ |
| はしご最大地上高 | 40m(5連) |
| 乗車定員 | 6名 |
| 全長 | 10,690mm |
|---|---|
| 全幅 | 2,490mm |
| 全高 | 3,600mm |
| 総重量 | 20,650kg |
| 総排気量 | 8,860cc |

はしごをいっぱいまで伸ばすと9階建庁舎(軒高36.25m)に届く高さ。なお、庁舎にはさらにその上にヘリポートが設置されている(最高高さ50m)。梯体の伸長はスムーズでバスケットの動揺も最小限。


バスケット前面に取り付けられた放水砲(写真左上)。コンビナート火災に対処するため、毎分3,000ℓの大量放水能力を備える。同じくバスケットからのカメラ映像は遠隔での状況確認に活用可能(写真右下)。

梯体に設置された水管(伸縮水路)により、ホースを取り回す必要がない。


はしごの移動経路記録機能により、一度行った動作については自動で反復させることが可能になった。
積載されている資器材の一部。

電流の流れている電線への接近を知らせる活線接近警報器。

レーザー距離計は建物までの距離を計測する。

分割式バスケットストレッチャー。

排煙に使用する可搬式ブロアー。
出場指令!
出場指令の多い川崎消防署。取材中の短時間にも救急隊、そして水難救助事案で特別救助隊が救助工作車で出場していった。取材時とは表情も一変する。




































