2017.10.2
メーカー発!こだわりの逸品NEWS【VOL.05】
ウィンジョブRCP601 G-TX
優れた防水性と透湿性を両立するゴアテックスRファブリクスを搭載するウィンジョブRCP601G-TX。
「水」とは切っても切れないプロフェッショナルたちの足元を快適に保つ、新しいスタイルのワーキングシューズがアシックスから誕生した。
設立約40年にわたるアシックススポーツ工学研究所の知見の結晶
創業者である鬼塚喜八郎が「いずれアシックスの宝となる」と自ら設立に関わったアシックススポーツ工学研究所では、さまざまな運動時の体の変形や負荷などの膨大なデータを分析し、その結果に基づいて、製品に求められる機能を研究開発している。足形でいうと約50万人分。そして、それらを的確に分析するスキルで、本当に必要な機能を製品の一つひとつに落とし込む。すべては人に着目し、静的から動的まで人がどう変化するのかを捉えることだった。ウィンジョブRCP601 G-TXもまた、研究所が導いた一つの答えである。トップアスリート用の商品を開発して、ただそれを一般用にスペックダウンしたものでは決してない。
材料の開発からサンプルの評価まで。アシックスの数値化、定量化による明確な指標
スポーツ工学研究所で行われるのはデータの分析だけではない。分析結果はすべて数値化、定量化され、その評価を照らし合わせていく。何よりもすごいのが、ここで材料の開発まで行っていることだ。ほかの研究機関やメーカーと組むことなく、自社だけで新しい材料を開発してサンプルをつくる。材料で求める機能が発現できなかったら、構造で補う。構造でできなかったら、材料を工夫する。コンピューターシミュレーションを駆使し、最小限のサンプルづくりで正解に辿り着く。材料の開発から設計、試作、評価まで一貫してできるというアシックス最大の強みが、さらなる研究開発を加速させている。
競技用とウォーキングシューズの機能を合体させたアシックスワーキングシューズ
アシックスではシューズの機能を8つに分類し、「シューズの8つの機能」と呼んでいる。
何をおいても安全性が重要なワーキングシューズは、「グリップ性」と「耐久性」などをとくに注意した設計となっている。まさにその2つの機能を兼ね備えた「CP グリップソール」をウィンジョブRCP601 G-TXにも採用。ライトな見た目を裏切られるかのような、アシックスの技術と経験とノウハウが生かされたシューズである。