【消防めし Vol.16】山形市消防本部 山形市西消防署　“幻の里芋”で作る 山形の芋煮定食　鮭のホイル焼き＆山形のだし＋2品

ホクホクお芋で
心も体もホックホク！

たくさん作って何度もおかわりが山形流！
東北地方の秋の風物詩といえば河原で開く芋煮会。各県それぞれ特色がある芋煮ですが、山形の場合は醤油ベースが主流です。食材は里芋、牛肉、ネギ、こんにゃくがメイン。具材はあまり小さく切りすぎず大胆にカットし、里芋のホクホク感を出すのがポイント！ キノコ類を入れてもおいしく食べられますが、味付けは「シンプルイズベスト」です。芋煮を楽しんだ後はカレールーを入れてうどんで締めるのがおすすめですよ！！

調理開始！ 役割分担もバッチリです

厨房には本格的なオーブンが。大人数分のホイル焼きも一気に焼けます！

厳しい大隊長の味付けチェック中…

日ごろ培ったチームワークを生かした流れるような盛り付けテクニック！

“山形のだし”は、熱々のご飯にかけて食べます

板垣署長も久しぶりの消防めしを堪能！

平成29年開署の新しい防災拠点

山形市西消防署は平成29年に開署した新しい消防署で、消防救助技術指導会が開催可能な訓練塔、火災対応訓練や濃煙熱気内の検索訓練ができる設備など拠点的な機能が備えられています。また庁舎の東側には市民防災センターも併設されていて、多くの体験ブースや学習・展示ブースを見学することができます。

効率的に集約された訓練施設。各署所から小隊が集結して日々訓練を行っています

ほかの署所に勤務する職員たちがこぞってうらやむ「ファーストクラス仕様」の仮眠室。完全個室で、もちろん冷暖房完備！

OB職員がコレクションした消防車両のミニカー約450台も展示中！現在は入手不可能なマニア垂涎の品も？！

山形市消防本部野球部 県大会で見事初優勝！！

令和4年10月に開催された「第46回山形県実業人野球大会」で、山形市消防本部野球部が日ごろのチームワークを発揮して見事に初優勝を飾りました！前哨戦である市大会では初戦敗退するも、敗者復活で勝ち上がっての県大会進出でした。まさにメイクミラクル！！

羽角拓翔さんはいつも振っている中華鍋をバットに変えて大活躍！

実は陰の料理長、中村太郎さん。取材当日は新婚旅行中で自慢の腕を振るえず…

JR奥羽線の西側全域と山辺町、中山町を管轄し、1署2出張所体制で市民町民の安全確保に努めています。地域のなかでの本署の役割として、安全安心について何でも相談できる住民目線の組織でありたいと考えており、併設された市民防災センターを訪れる方々とも可能な範囲で積極的にコミュニケーションをとっています。93名の署員の年齢構成は若手からベテランまでバランスがとれており、厳しくあるべきときは厳しくするのは当然として、一方的な指示だけでなく若手の意見も吸い上げ、運営に反映させていくことも署長としての務めだと思っています。我々の仕事はチームワークが命ですので、署員たちには「消防一家」という言葉を胸に、衣・食・住をともにする仲間たちと家族のように信頼関係を築きながら、最強の部隊をめざしてほしいですね。