公開日 2026.9.11
第54回全国消防救助技術大会in新潟 2026 ナンバーワンTシャツ獲得選手の紹介

大きな盛り上がりをみせた第54回全国消防救助技術大会 in新潟。
今回の新潟大会は、本州日本海側において初となる開催でした。
そのため、主催である新潟市消防局の実行委員会の方々も非常に熱意が入っており、盛り上げたい気持ちのこもった大会でした。
新潟県民、市民の皆さまに対する熱心な広報が実り、一般来場者も非常に多かった印象です。
今後、この大会をきっかけに多くの方が防災や消防への興味関心を高め、安全な街作りにつながることを願っています。
そして、今年も全国各地から各種目にて最高峰レベルの猛者たちが集い、熱戦を繰り広げました。
シグナルでは、今年もレベルの高い全国大会において、入賞したチーム・選手のなかで最速タイムを記録された方々に敬意の気持ちを込めて「ナンバーワンTシャツ」を贈呈しました。
今年は大会スローガンの「毘ける」のコンセプトが上杉謙信であることから、ナンバーワンTシャツのデザインにも「天下随一」というコピーを取り入れて戦国風にしました!
本記事では、ナンバーワンTシャツを獲得された方からいただいたコメントをたっぷりご紹介します。
※掲載許可をいただいた方のみのご紹介になります。
ほふく救出
3人1組(要救助者を含む)で実施し、一人が空気呼吸器を装着して長さ8mの煙道を検索し、要救助者を屋外に救出したあと、2人で安全地点まで搬送する。ビルや地下街などで煙にまかれた人を救出するための訓練。
今大会入賞中、最速タイムおよび記録者
| タイム | 35.5秒 ※標準所要時間:1分2秒 |
| 都道府県 | 長野県 |
| 所属本部名 | 木曽広域消防本部 |
| 出場者名 | [消防副士長] 丸山 翔太郎(29) [消防士] 越 永遠(23) [消防副士長] 鈴村 大成(27) |

Q. まずは入賞された今の率直なお気持ちをお願いたします!
A. とてもうれしいです。
Q. 全国大会出場や入賞に向けて、意識して取り組んだ訓練方法やトレーニング方法は?
A. 常に本番を意識した訓練を実施してきました。
Q. もっとこんな訓練をしておけばよかった、ここはさらに改善できると感じた部分は?
A. 本大会で出し切れました。
Q. あなたにとって救助大会とは?
A. 夢の舞台です!
ロープブリッジ渡過
水平に展張された渡過ロープ20m(往復40m)を、往路はセイラー渡過、復路はモンキー渡過で渡る。ロープ渡過の基本的な訓練。
今大会入賞中、最速タイムおよび記録者
| タイム | 16.3秒 ※標準所要時間:28秒 |
| 都道府県 | 神奈川県 |
| 所属本部名 | 鎌倉市消防本部 |
| 出場者名 | [消防副士長] 武川 康大(26) |

Q. まずは入賞された今の率直なお気持ちをお願いたします!
A. 最高です。夢が叶いました。
Q. 全国大会出場や入賞に向けて、意識して取り組んだ訓練方法やトレーニング方法は?
A. 毎日が本番だと思って訓練しました。
Q. ありません。すべてやりきりました。
A. ありません。すべてやりきりました。
Q. あなたにとって救助大会とは?
A. 消防士としても、人としても成長させてくれる場です。
本当に感謝してます。
はしご登はん
自己確保の命綱を結索したあと、垂直はしごを15メートル登はんする。災害建物への進入等、消防活動には欠かせない訓練。
今大会入賞中、最速タイムおよび記録者
| タイム | 13.8秒 ※標準所要時間:24秒 |
| 都道府県 | 大阪府 |
| 所属本部名 | 泉州南広域消防本部 |
| 出場者名 | [消防士] 安井 陸(27) |

Q. まずは入賞された今の率直なお気持ちをお願いたします!
A. 最高にうれしいです!
Q. 全国大会出場や入賞に向けて、意識して取り組んだ訓練方法やトレーニング方法は?
A. 量にこだわって練習してきました。
常に本番の1本を意識して取り組んできました。
Q. もっとこんな訓練をしておけばよかった、ここはさらに改善できると感じた部分は?
A. ないです。やりきりました。
Q. あなたにとって救助大会とは?
A. 日本の消防士たちがめざす最高の舞台です。
引揚救助
5人1組(要救助者含む)で、2人が空気呼吸器を装着して塔上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送。4人で協力して塔上へ救出したあと、ロープ登はんにより脱出する。地下やマンホール等での災害を想定した訓練。
今大会入賞中、最速タイムおよび記録者
| タイム | 1分14.7秒 ※標準所要時間:2分9秒 |
| 都道府県 | 新潟県 |
| 所属本部名 | 新潟市消防局 東消防署 |
| 出場者名 | [消防士長] 板垣 竜次(30) [消防士長] 佐野 健司(32) [消防副士長] 遠山 凌(30) [消防副士長] 米山 航輝(29) [消防士] 大島 雄司(29) |

Q. まずは入賞された今の率直なお気持ちをお願いたします!
A. とても嬉しいです。
チームの努力が最高の形になりました。
また、日ごろから訓練を支えてくれた所属・運営の方々、そして家族に感謝したいと思います。
Q. 全国大会出場や入賞に向けて、意識して取り組んだ訓練方法やトレーニング方法は?
A. 自分たちの「型」を作りあげる部分訓練。
通しをおこなう中で、それらの「型」を確認し、1本ごとにしっかり振り返ること。
常に目標を意識し、プライドを持って訓練に臨むこと。
Q. もっとこんな訓練をしておけばよかった、ここはさらに改善できると感じた部分は?
A. 特にありません。
今だから思えることですが、足踏みしているように感じた時期も大事な過程だったと思います。
Q. あなたにとって救助大会とは?
A. 成長の場。
救助隊員として、人として、大変多くのことを学ばせていただきました。
ロープ応用登はん
登はん者と補助者が2人1組で協力し、資機材を使わずに塔上から垂下されたロープを15m登はんする。登はん者の腕力だけでなく、補助者との呼吸が重要なポイントとなる。
今大会入賞中、最速タイムおよび記録者
| タイム | 9.5秒 ※標準所要時間:16秒 |
| 都道府県 | 沖縄県 |
| 所属本部名 | 東部消防組合消防本部 |
| 出場者名 | [消防士長] 城間 将矢(30) [消防士長] 嶺井 理央(31) |

Q. まずは入賞された今の率直なお気持ちをお願いたします!
A. 優勝できてうれしいです。できることはやってきたので結果が出てうれしいです。
Q. 全国大会出場や入賞に向けて、意識して取り組んだ訓練方法やトレーニング方法は?
A. 大会本番で使うロープと同じような状態のロープを作って訓練をしました。
とにかく本番と同じ状況、環境を作って訓練しました。
Q. もっとこんな訓練をしておけばよかった、ここはさらに改善できると感じた部分は?
A. すべてやりきりました!
Q. あなたにとって救助大会とは?
A. 家族や職場のサポートしてくださった方々へ結果で感謝を伝えきれる場だと思います。
障害突破
4人1組で緊密なる連携のもと、一致協力して「乗り越える」 「登る」 「渡る」 「降りる」 「濃煙を通過する」という基本動作により5つの障害を突破する。災害現場のさまざまな障害を想定し、いかなる状況下においても対応することを目的とした訓練。大会の花形種目。
今大会入賞中、最速タイムおよび記録者
| タイム | 1分36.9秒 ※標準所要時間:2分37秒 |
| 都道府県 | 新潟県 |
| 所属本部名 | 新潟市消防局 |
| 出場者名 | [消防副士長] 石田 馨(29) [消防士] 信賀 雅也(29) [消防士] 桐生 英明(26) [消防士] 川岸 拓実(24) |

Q. まずは入賞された今の率直なお気持ちをお願いたします!
A. 今までの苦労が実ったこと、お世話になった方々の前で良い結果が出せたことが嬉しい。
Q. 全国大会出場や入賞に向けて、意識して取り組んだ訓練方法やトレーニング方法は?
A. ウォーミングアップと最初の通しを常に本番と同じようにおこなった。
チームメイトのミスを自分事として全員で解決した。
Q. もっとこんな訓練をしておけばよかった、ここはさらに改善できると感じた部分は?
A. ミスを恐れてスピード感を抑えてしまった時期があったが、スピードを抑えずに大きなミスをしない訓練をしておけばよかったと感じた。
Q. あなたにとって救助大会とは?
A. 市町村、都道府県の枠を超えて高めあう場
先人たちの技や知識を受け継ぎ、披露する場
自分たちの消防力の高さを市民の皆さまにアピールし、なおかつ身近に感じてもらう場
溺者搬送
2人1組(要救助者を含む)で、救助者が「じゅんか飛び込み」で入水後、要救助者を注視しながら近づき、チンプールで確保した後、ヘアーキャリーにより救助する訓練。
今大会入賞中、最速タイムおよび記録者
| タイム | 27.0秒 ※標準所要時間:42秒 |
| 都道府県 | 兵庫県 |
| 所属本部名 | 神戸市消防局 |
| 出場者名 | [消防士長] 児玉 拓二(28) [消防士長] 山本 奈緒(39) |

Q. まずは入賞された今の率直なお気持ちをお願いたします!
A. 日本一のヘアキャリア―になれました!!
Q. 全国大会出場や入賞に向けて、意識して取り組んだ訓練方法やトレーニング方法は?
A. 不撓不屈
Q. もっとこんな訓練をしておけばよかった、ここはさらに改善できると感じた部分は?
A. なし!ありません!日々訓練
Q. あなたにとって救助大会とは?
A. 夏
水中結索
3人1組で水中の結索環に、第一泳者「もやい結び」、第二泳者「巻き結び」、第三泳者「ふた回りふた結び」の三種類のロープ結索を行う。水中におけるロープ結索技術を習得するための訓練。
今大会入賞中、最速タイムおよび記録者
| タイム | 65.5秒 ※標準所要時間:1分46秒 |
| 都道府県 | 大阪府 |
| 所属本部名 | 大阪市消防局 |
| 出場者名 | [消防士] 武江 心平(24) [消防士長] 松永 将信(30) [消防士長] 長船 勇雅(28) |

Q. まずは入賞された今の率直なお気持ちをお願いたします!
A. 訓練に没頭してきたので、嬉しいの一言に尽きます。
Q. 全国大会出場や入賞に向けて、意識して取り組んだ訓練方法やトレーニング方法は?
A. 数はもちろんですが、通し訓練の一本目にこだわり本番を意識した精度の高い訓練をおこないました。
Q. もっとこんな訓練をしておけばよかった、ここはさらに改善できると感じた部分は?
A. 結果論ですが、何もありません!すべての訓練が一位という結果に繋がっています。
Q. あなたにとって救助大会とは?
A. 市民を守るための強靭な肉体・精神を鍛える場だと思います。結果を追求し訓練に打ち込みがちですが、過程の訓練が本質だと感じています。全ては災害現場で消防を求めている方々のために、心技体で得たすべてを現場で最大限に活かすことを念頭に、実際に行動で示す場でもあると考え、広くは消防行政の理解につながるとも思っています。
シグナルからのメッセージ
第54回全国消防救助技術大会 in 新潟に出場された全国の救助隊員の皆さま、応援に駆けつけて来られた皆さま、本当にお疲れさまでした。
今年も、全国から集結した救助隊員のハイレベルな救助技術を見ることができ、大変うれしく思います。
全国消防救助技術大会会場では静かな緊張感が張るなか、全国の舞台へ立つことができる高揚感も入り混じる空気を感じました。
そんな全国消防救助技術大会にて、最速タイムを出された皆さまにおきましては、あらためましておめでとうございます。
シグナルが長年全国救助大会をサポートし続けていたなかで生まれた独自の取り組みではありますが、全国大会のトップ入賞者しか手に入らない「ナンバーワンTシャツ」の贈呈とインタビューレポートのこの記録が、皆さまにとって大切な思い出となれば幸いです。
私たちシグナルも次回の2027年度の全国救助大会に向けて、すでに準備が始まっています。
来年、各地区指導会をはじめ、全国の舞台でもまた皆さまにお会いできることを楽しみにしております!
































